Developers Summit 2008
デブサミ2008へ行ってきました。2/14の午後3セッションだけ聴講。うちMS系のセッションは寝てしまったのでorz、それ以外の2セッションのメモ書き。走り書きのメモを起こしたものなので、もしかしたら実際の内容と違っているところがあるかもしれませんがご容赦を。
ネオ・ナレッジマネジメント論-ネットワーク上のプラットフォームを活用した新しいコラボレーション形態を探る
- グループウェアなどの文書共有をメインとした第1世代KM、イントラブログ、社内SNSなど、ナレッジを生み出している「人」を中心とした第2世代KMに続いて、ニコニコ動画やピアプロのVOCALOIDのように、作り出したネタをみんなでしゃぶり倒すコラボレーション形態は新しい世代のKMではないか
- ネタを創る側と見る人側との間で、創る→発表する→見る→気付く→創る→ … のスパイラルが発生。更に、期待に応える→盛り上がる→評価する→満たされる→期待に応える→ … の逆方向のスパイラルも発生する。
- ニワンゴの溝口浩二さん登場
- 何故盛り上がるのか? → みんなで共有して盛り上がる感覚、承認欲求充足
- 「ほめる」重要。
- 日本は目立つ人をバッシングする傾向がある
- 特に名前を出している人を叩く
- 叩かれた人は萎縮してしまう
- だからニコニコ動画は匿名にした
- ニコニコ動画はオープンソースコミュニティに似ている?
- CodeReposにドワンゴ社内で利用しているコードをcommitしている
- ネットコミュニケーション
- 社内でWiki,IRC,メールなどを利用している。在宅勤務の人もいるので
- 全部を使いこなしている人は一部。使いやすいものを使いたいときに
- YouTube問題
- 止められた後、たまたま社内に動画サービスを個人で作ったことがある人がいたので、短時間で作り上げることが出来た
- ユーザーの年齢構成
- 男性がやはり多い
- 10代後半は男女半々ぐらい
- 20,30代は男性が多い
- 40代以上は少ない
- ニコニコ動画をフィルタリングされて社内で見られない人 → 会場内でアンケート → 6:4で見ることができるほうが多い
- 立ち上げ前の分析は?
- サービスを考えた人は、絶対に当たると思ったらしい
- 11月にプロトタイプを見たときは正直当たらないと思った
- けど弾幕を見て面白いと思った
- ドワンゴ社内はニコ厨多い
- クリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉さん登場
- 初音ミクがニコニコ動画でここまで盛り上がると思ったか?
- 初音ミクの録音が終わった頃、たまたまMEIKOを使った作品を見て、もし乗っかることが出来れば面白いかもとは思ったが、まさかここまで盛り上がるとは思わなかった
- ドラマなどでは、まず作品があって音楽は主題歌など後出しになってしまうが、オリジナルの歌詞やメロディが作られて、そこから動画や絵をつけてドラマ化していくという逆転現象が起こっている
- ネギとかロードローラーとか
- CGM的でみんなで盛り上がれば面白いと思う。「今」を共有
- クリプトンが口出しするのはナンセンス。茶々を入れるべきではない。ユーザーにまかせた方がいい
- ジョジョ好きなのでむしろ見ていて楽しい
- ピアプロ
- 祭りにクリプトンも巻き込まれていきたい
- みんなが作ったものを見てみたいと思い、社長自身が作った
- ニコニコ動画などの素材置き場のような感じで
- 社長自身もニコ厨になってしまった
- 2時ぐらいに社長室から曲が聞こえてくることがある
- 社内情報共有、KM
- ノイズとか「音」を聞いてなんぼの仕事なので、倉庫に机を持って行ってそこで音を出せるようにしている→輸入代理店なので…
- そういう意味でKMは結構アナログ。サイボウズは使っているけど…
- 「音」は情報にしにくいが、検索できるシステムは検討している
- 初音ミクは使っている?
- 普段は全く使っていない
- 開発中に聞きすぎて中毒気味になった
- 頭の中に声のインパクトが残ってしまっている
- 初音ミクがニコニコ動画でここまで盛り上がると思ったか?
ネット・コミュニケーション2.0
- ドワンゴ戀塚昭彦さん「ニコニコ動画が産まれたわk」
- タイトルは釣りwww 実際のプレゼン内容は「在宅勤務について」
- フリーランス時代を含めて、8年間在宅勤務を続けている。
- 但し、ドワンゴは基本出社が必要で、特別待遇扱い。
- 3K
- 帰れない → もう家にいる
- 給料が安い → マネージャー出来ない
- キリがない → 裁量労働制とのコンボ → 24時間働ける →実際には8時間ぐらい
- 生産性
- モチベーション × 知識 × 集中時間
- メリット
- 自分の空間 → 但し、集中するには自分の努力も必要
- 移動時間ゼロ
- 自由な時間配分
- 連絡経路が細いので自分の裁量で
- デメリット
- 設備管理責任
- セキュリティ
- 上司、同僚から見えない。こちらからも見えない
- 集中できない → 誘惑が多いので
- コミュニケーション
- マネージャーとの信頼関係が重要
- ネットコミュニケーションの発達、ネット環境の向上
- 会議重要 → 文字だけだと十分な伝達に時間がかかる
- リアル重要 → メイン業務以外の雑談は重要
- 週1回出社して社内を徘徊している
- ニコニコ動画
- システム設計、ベースとなるソフトウェア実装
- 顧客役1人だけと議論、但し顧客役は関係者全員と議論
- コミュニケーション重要
- 完成イメージが出来ているか
- 仕事認識を共有する
- コミュニケーションパスを減らす
- DeNA松内良介さん「DeNAモバゲータウン開発の裏側」
- 元はMSでVista、WPFの開発をしていた。今はDeNAの米国勤務
- モバゲータウンのシステム
- ユーザー数903万人、15PV/月
- 開発は10~15人ぐらい
- 自前のテンプレートコンパイラを作成し使っている。せいぜいIF文ぐらい。3キャリア対応
- 絵文字変換テーブルを用意 → 開発でちょこちょこチューニングしている
- Webサーバー130台、DBサーバー200台
- DBはSJIS、ソフトバンクはUTF-8、AU、ドコモはSJIS
- 広告主に怒られるため、メンテナンスでサーバーを止めることは簡単にできない→朝5時に2分だけ止めるとか
- 健全化
- フィルタリング規制に関してはノーコメント
- 画像著作権保護
- 監視技術の研究対策
- 成年男性が未成年女性へミニメールを大量に送っている人リスト → ペナルティ、悪質な場合は強制退会
- 監視フィルタリングツール
- 目視でピックアップしたフィルタリング対象を元に統計情報、自然言語解析を行い自動的にフィルタリングできるようになった
- 10分以内に見つけ出し、早急な退会処理が出来るように
- ネガティブに見られがちだが、技術的には非常にチャレンジングで面白い→行動ターゲティング広告などに応用できそう
- ライトニングトーク
- Twitで行こう!
- WindowsのTwitterクライアント。作成時の困ったことの話とか
- コミュニケーションを加速するコミュニティサイトWassrを高速に開発するためのコミュニケーション技法について
- 社内で定時終了1時間前に帰りの会をやっている話
- 秋月VFD量産計画によるコミュニケーション促進
- OSが落ちてしまい、プレゼンできず…
- が、全員終了後、再チャレンジで無事プレゼンできた
- VFD(蛍光表示管)とWii Fitを使ってプレゼン。かなり大がかりだったので、お蔵入りにならなくてよかったと思った。
- 地域コミュニティに国境はないかも
- YAPC::Asiaの話。地域コミュの話
- ネットウォッチ2.0
- Plaggerを使って、GMail,Bloglines,mixi,twitterなどあらゆるネット情報を効率よく目を通す話
- Asiajinでみるエンジニアの海外進出方法
- Asiajinの話。正しい英語でなくていいから、英語を使って日本のことを発信していこうという話
- CodeReposにうpする事は恐くないよ
- CodeReposを使って高速開発な話。mobircの例
- “involve”, NOT “evolve”
- 勉強会やセミナーで聞けなかったセッションを社内勉強会でやってもらう話
- そのために上司も巻き込む
- Twitで行こう!
感想
- 作っている自分たちが楽しめるサービス、製品かどうかが重要
- ユーザーが楽しんでいるところに自分も巻き込まれてみることが重要。クリプトンの社長が「みんなが作ったものを見てみたい」と言ってピアプロを立ち上げたという話が印象的だった
- 自宅勤務で重要なのは集中できるかどうか、という話は今の自分の置かれた状況もそうなので非常に共感。自宅で集中するために具体的にどうやっているのか、聞いてみたかった
- DeNAの監視技術の話は面白かった。ケータイコンテンツ、大規模、ターゲット層が未成年と、あまり自分の興味と交わらない範囲のようだけど、自動フィルタリングの話とか中ではかなり面白いことをやっている事が分かって興味深かった。
- ライトニングトークでインパクトがあったのはWii Fitプレゼン。最初の失敗も実は釣りなんじゃないかwと思うぐらいのインパクト。
- 秋元さんのAsiajinの話も色々と考えさせられた。前から思ってはいたけど、何か海外へ発信できるというのは強いよなぁと思う。日本語が下手な日本人もたくさんいるのだから、ちょっと文法がおかしいぐらいの英語でも別に気にしなくていいのかもしれない。下手くそな英語でもいいから、何か書くようにしてみるか…
- (多分)初めてotsuneさんを見たw エゴサーチもしているとのことなので、ここも引っかかるかな?
- ネットワーク環境やサービス、ツールが発達して、効率のいいコミュニケーション手段が取れるようになったけど、それでも重要なのはリアルなコミュニケーション。ツールはあくまでリアルコミュニケーションを円滑に進めるための補助的なものと割り切るべき。
No comments yet. Be the first.
Leave a reply